風邪は漢方はり治療"で

  「えっ、鍼で風邪が治療出来るの?」と驚かれる方も多いでしょう。最近はインフルエンザの種類も複雑で、学校での予防接種も問題となっています。また花粉症や慢性鼻炎など風邪と類似の症状で悩んでいる方も年々増加の一途です。あるいは、風邪そのものを年中ひいているという人も聞きます。

  誰でも年に2〜3回は必ずかかる程、最も身近な病気である「風邪」なのですが、風邪もしくは水虫の特効薬を発明すればノーベル賞がもらえると言われるくらい、決定的なコレと言う治療法が無いのが現状です。

  しかし、ここに風邪の特効治療があります。それが当院の“漢方はり治療”(脉診流、経絡治療)です。テレビで紹介される中国鍼とは違います。

 

  “漢方はり治療”では全身の病症を総て東洋医学の12本のエネルギーの流れ(経絡)の変動として統一的に捉えます。つまり、高血圧も心臓病も肩こりも腰痛も風邪も全て経絡の変動によって発生した病ということになります。

  では、具体的に漢方では風邪はどうやって発生するのでしょうか?漢方には「内傷無ければ外邪入らず」という原則があり、疲労や不養生によって体力が弱ったところへ外からの邪気(風・暑・飲食労倦・寒・湿の五邪)のうちの主に「風邪」が入り込んで発生するのです(ちなみに風邪の語源はここからです。中医学では「感冒」という症候名で表記し、病因や病症によりさらに細かく区別します)。

 

  そこで、脉診流による“漢方はり治療”により胸のつかえ・体の熱感・倦怠感・冷えのぼせ等の症状を漢方医学の病理で考慮し、ツボを選び身体のバランスを整えてやれば「風邪」は治癒するのです(「真熱の話」も参照)。

 

  特に副作用の無い鍼灸ですので、小児や妊婦はもちろん適応できますし、薬の副作用を心配される以外にも健康管理として是非ご活用ください。

        TRADITIONAL JAPANESE MEDICAL

        脉診流 にき鍼灸院

522−0201  滋賀県彦根市高宮町日の出1406

0749−26−4500



パンフレットの閲覧ページへ戻る   資料の閲覧とダウンロードの説明ページへ   『にき鍼灸院』のトップページへ