治療のポイント              〓〓〓〓       

                 どこまでが病気

                         どこからが健康?

                                                        受診の目安

  脉診流経絡治療は「生命統制機構である12経絡の調整による『生命力』の強化」が目的であり、病気にかかりにくい体質へと改善することが出来る唯一の治療法であります。継続治療で体質改善されると治療終了となるのですが、よく「先生これで2度とこの病気にはなりませんか?」と質問を受けます。

  しかし、年に2〜3回は風邪にかかっているのに誰も「2度と風邪にはなりませんか?」と質問はしません。環境や精神は常に変化をしているのです。つまり、交通事故や人間関係のトラブル等予想もつかない事態が待ち受けているのですから「絶対」ということは言えません。

 

      by  the  way?・・・  (ところで)

  治療終了の目安はどこに置いたらいいのでしょうか?勿論、症状が取れるところなのですが、病的であるかどうかの判断も肝心です。

  例えば、乗用車で東京や九州までノンストップで走ったなら、座り疲れて想像しただけでも腰が痛くなります。ところが、一旦痛くなっでも健康な人なら半日もすれば治っているのに、病人はいつまで経っても痛みが治らない。

  そうなんです。 人間は環境の変化によって痛みや不快感を感じ、初めて自重をするのですから、別に痛みなどの症状が起こっていいんです。それが、自分の力で回復できるのなら健康で、回復できないのが病的なんです。 

                                                                       痛みは決して悪いばかりでありません   自らが備えた「自重しなさい信号」だと思ってください。大自然から授けられた貴方だけのものではない身体です。独自の判断で勝手に治療終了されることなく、日頃の健康管理を怠らず、是非脉診流経絡治療をお役立てください。



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