スーパーチャネリング&

  SUPER CHANNELING & SUPER MIND

      スーパーマインド

                                                          インミラクルス

   自我とはひとつの観念であり、動かし難い事実ではない(A Course in Miracles)

  “チャネリング”とは、我々が通常「意識」と呼んでいる自我領域を少し乗り越えて別の次元の意識を垣間見てみようとするものです。それは、集合無意識でも元型(キタイプ)でも精霊でも高次元の自我でも、様々な宗教で表現されている意識本体でも何でもいいのです。意識状態に様々なレベルがあることを既にみんなは知っています。それは無意識ですね。無意識があるのなら超意識があってもいいはずですよね。

  もう少し平たく表現をすれば、直感とか第六感と呼んでいるものがあります。例えばピッチャーが苦手なバッターに大してウィークポイントが突然見えたりバレーボールのラリー中にアタックポイントが突然見えたとか、どうしても理解できなかった理論が一瞬ひらめいて複雑な部分まで解読できたなどの体験をお持ちでしょう。その直感の世界に好きな時に自由に上がれるようにチャンネルを合わせる事がチャネリングなのです。

 

  あなた自身が考えるよりも先に感じること、偶然ではなく全ては必然の結果だ!

  私が初めてチャネリングを受けた時にチャネラーから「今回のチャネリングのテーマは?」と聞かれた(以下、「」はチャネラーの言葉で[]は私の言葉とします)。

[人間とは変われるものなのかなぁ]と[僕はどうして目が見えなくて生まれてきたんだろうねぇ]の二つを質問しました。

  人間が変われるかについて答えを聞いてる最中に私自身のハイアーセルフも現れて(この時点ではチャネラーを通してメッセージを聞いています)、目が見えないことについて「必要がないから置いてきたんだ」と言われました。その瞬間に納得をしてしまったんですよ。確かに目が見えなくて悲しいなぁと思ったことはあるんだけど不条理だとは思ったことがないし、確かに見える必要もなかったし何か理由があることだと信じていたからです。「見えないことによって成長が早くなるからです」の答えも正解で、野球や水泳あるいは身障国体とスポーツ大会にはことごとく参加し、音楽や演劇や生徒会から洋上大学と幅広い挑戦が可能だったのは目が見えなかったからですね。他に障害者がチャネリングを受けてもほとんどが「要らないから置いてきた」という答えが返ってくるそうです。

「目を置いてきた代わりに得るものがありました」、[それは何ですか?]、「指先と胸から強力なビームのようなものが出ていますよ」、[指先は鍼灸をやっているから分かるんだけど胸は何ですか?]、「それは愛です」(笑い、自分が笑ってどうするんや)。

  「貴方は常に人を癒す仕事についてきました。昔にブッディズム(仏教)の国で僧侶が同心円状になりレベルに応じて修行をしているその中心に位置して周りを指導しているマスターをしていたことがあります。それから、ここは地球ですから地球世というのですが当然宇宙にも生まれていて、宇宙世では通信士の仕事をしています。もっと高度な文明で星間通信をして癒しのメッセージを贈っているのですが、そこまで文明の発達していない星では女性の子宮が通信機の役割を果たしているので、貴方は地球の女性に通信を送ったことがあるかもしれませんね」と言われました。女性の方が感受性が高いし不思議な能力を持っている人が多いのもこれでうなずけますね。「ただ、私達は3次元の世界にいるので勝手に物質と時間の流れを感じているのですが、宇宙とは泡のようなもので常に膨張と収縮を繰り返しています。物質と時間は本来幻想ですから正確に表現をするなら、前世も今世も来世も宇宙世も全て同時進行だと思った方が理解としては正しい」という答えでした。良く宗教で〈前世の罪を今世で浄化して来世に・・・〉なんて言われても納得できませんが、「全ては同時進行なんだ」と言われると身体の内部から納得してしまいます。

  「貴方は今回も人を変えること癒すことの為に生まれました」、  [でも同じように人を癒すのでももう15年くらい早く生まれれば経済的にも安定してよかったんじゃないですか?]、「こんな時代だからこそ人が変われるんだし敢えて選んで出てきたのです」。

  [死ぬこととは何ですか?]、「誕生と同義です。我々は3次元で物事を感じてしまいますがもっと大きく捉えることですね。肉体が停止する滅びることを通常は死ぬことだと思っていますが、意識と呼んでいるものがある程度の連続体であるからそう思えるのであって昨日と今日は違うのだから毎晩死んでいるのだし先ほどと現在では違うのだから、つまり細胞のレベルなら脱落と再生を繰り返しているのですから瞬間毎にも私達は死んでいるのだとも言えますね。ガイアも太陽系も銀河も相当するレベルの意識をもっていますから、死ぬことを極端に恐れて逃げないことですね」。

  ここまで来たら、もうお判りですね。此の世には自分で基本設定をして出てきていると考える方が自然になります(興味や喜ぶ対象が違うみたいに)。でも、その基本設定を忘れてしまっている人が多いのです。肩肘を張らずに自然に生きて行ければ必ず基本設定に従って生きて行けるはずなのです。その気持ちこそが“スーパー・マインド”なのです。

 

      「あるものはただ失われたものを取り戻すための戦いだけだ」(T.S.エリオット)  

  それでは、今回のチャネリングの具体的方法について説明いたしましょう。その前に、もう一度だけ断っておきますが、チャネリングは「自分の心を開いてみよう、心を超えて行こう」とするものでありますから、近未来の予測をすることも十分ありますが占いでありませんので、主に自分についての疑問を中心に話を進める事を約束してください。

  チャネリングの大きな区別としてトランス・チャネリングとコンシャスネス・チャネリングの2種類があります。トランス・チャネリングとは身体の全てを明け渡してしまって宇宙人とか精霊の言葉を聞くものですから、チャネラーには意識も記憶もない代わりに未来の予言などもかなりされます。しかし、未来は我々次第なのですから外れることも当然多くあります。コンシャスネス・チャネリングはチャネラーの意識は手放さないままにビジョンを見たりします。この場合、チャネラーに意識があるので必要に応じてチャンネルを使い分けてもらえますしヒーリングの領域まで入り込むこともあります。

 

  これからご案内する私の場合はコンシャスネス・チャネリングです。基本的にはオープン・チャネルを許しているのでラジオを合わせるように無作為にソースの方からアクセスがありますが、一応代表的なモードを書き出しておきます。

シャドウ  ━━━  漫画で自分の中に出てくる天使と悪魔をご存じですか?一番いい発想をするのが天使で良くない発想をするのが悪魔なのですが、誰でも物事を考えると良い発想と悪い発想をしているものです。だけど言葉に出てくるのはどちらか一方であり、ケースによって違うけど天使か悪魔かは心の中に置き去りにされています。光の下に腕を差し出せば影ができるのですが、腕は言葉になった部分であり影は心の中に置き去りにされた部分です。自分の考えをまとめ体系化する時には文章にする(作文する)のが最も正確な方法ですが、貴方の影にチャンネルを合わせて心の作文のお手伝いをします。従って貴方が何かを考えない限り影は発生しませんし、心を読んでいるのではありません。

    ハイアーセルフ          高次元の自我のことです。前世・来世・宇宙世と言いますが実際に私達に記憶はないのに自分だということは高次元の自分がいるということを想定せざるを得ない、この表現はハイアーセルフを説明するのに適切ではないのですが、4次元の自我にチャンネルを合わせます。根本的な問題を質問してください。

意識体  ━━━  多次元に渡る存在の意識体が、互いの成長のためにコンタクトを求めてきます。ハイアーセルフを介してしてチャンネルを合わせます。

 

         How  to  CHANNEL(チャネリングの誤解と活用の為に)     

  では、ここからは少し話を進めて、リサ・ロイヤル(彼女は多次元意識体“ジャーメイン”をチャネルする)のチャネラー養成講座を元に、チャネリングに対してよく受ける疑問や誤解をいくつか抜粋してみました(特にチャネラーを目指したい方は必読!)

    @チャネリングの定義とは        冒頭で「自我領域を少し乗り越えて別の次元の意識を垣間見てみようとするもの」と説明したものを、より広義に解釈して「チャネリングとは、チャネルする意識体とのパートナーシップにより自己成長をより有意義に促進するもの、言い換えれば自分への愛を深めるもの」ということです。

  こんな例があったそうです。50才前後のセールスマンがセミナーを受講する時に「私はプロのチャネラーになって稼ぐんだ」と言ってたのに、6週間後にはセミナーを辞めると言い出したそうです。その理由は「私はそんなに自分のことを愛せない」。つまり、自分を愛せない人に成長なんて有り得ないし他人も愛せない。チャネルを開く為に自分を見つめ直せば、どんどん汚い内面が見え始め一時はとても自分が嫌になるはずなのですが、《全て自分なんだ》と自分を愛せないと成長なんて有り得ないのだということです。

    Aパートナーシップを組むとは        自分が愛せるようになればプロやセミプロではなくとも個人レベルでは意識体とパートナーシップを組むことで誰もがチャネラーになれるのです。チャネリングとは超能力ではなく常能力なのです。では、パートナーシップとは何なのか?我々が成長の過程における媒体となってくれるものであり、意識体にとっても我々は媒体となって互いに成長を促進しているのです。ただ意識体は多次元にわたる存在である故に、より広い視野を持って思考ができるからメッセージを求められるのであり、決して我々が低いレベルにあるのではなく全て同等なのです。それから、ETなどの高いソースとチャネルしたがる人がいますが、意識体にランク分けなどはなく流される情報は全て同質のものです。

  でも、同じ質問をしたとしてもチャネリングソースによって答えが違うのが普通なのですが、これは真理のある一面を捉えているだけなのです(何故なら宇宙の真理が一つしかないと言ったら、此の世には人間が一人しかいないと言ってるのと同じ事で、真理とはとても大きく質の違った色々な面を持っているからです)。複数のソースとチャネル出来るはずですが、全てがパートナーになるとは限りません。また、意識体とチャネルするのではなくハイアーセルフそのものとコンタクトする方が適切な人もいますが、「類は類を呼ぶ」で貴方の波動がパートナーを呼んでいるには変わりありません。

    Bチャネリングで何が出来る?        先ほどから繰り返しているように『成長の促進』です。チャネリングができるからチャネラーには悩みがないなんてことはありませんし(そうしたら我々が物理世界に出てきた意味がなくなってしまう、チャネラーも普段は単なる人間なのです)、意識体も決して全知全能ではなく、チャネリングで世界が救える訳でもありませんが、心を自縛から解放し成長の促進をしてくれます。

  例え話ですが、しばらく誰も使ったことのない古い大きな家に入って水道の蛇口を回すとどうなるでしょうか?きっと赤い錆水が出てきます。そのまま放水を続けるとやがて綺麗な水になるはずですが、「汚い水だから」と慌てて蛇口を締めてしまったら綺麗な水はいつまで経っても使うことは出来ません。チャネリングはこの蛇口を回すようなもので、最初は汚い性質もどんどん出てきますが段々に透き通った性質になり、本来の成長の促進が出来るようになるのです。チャネラーを目指す人は恐がらず蛇口を回し続けて下さい。

    Cチャネラーは魔術師か?        何やら呪文を唱えていると突然に苦しそうな表情と姿勢になり気色の悪い声色と喋り方で話が始まる・・・・・昔のチャネリングのイメージとはこんなものでしたが、超能力ではなく常能力なのですから魔術師でもないのです。通常はチャネリング中でも動作も飲食だって可能なのです。何故なら意識体は我々の脳や身体を使ってメッセージを伝えて来ているからです。時々チャネラーの知らない高度な知識や予言を期待しますが、パートナーなのですから意識体はチャネラーの知っている平易な表現でしかメッセージが出せないのです。また、チャネリングは衝撃的な初体験で始まるケースが結構あるのですが、いつも衝撃があるのではなくむしろ衝撃がなくなるのが普通であり、コンタクトもほとんどインスピレーションに変わって行くものです。

    Dフィルタリング        メッセージは我々の身体を使って表現されますから、パーソナリティがフィルターを掛けて情報の加工を行ってしまうことも当然発生します。つまり、個人的思想はもちろんですが相手に対する感情が情報の歪曲を起こすのです。このクリアーでないチャネルは危険なのですが、その簡単な見分け方としては、敵と味方など人を区別する・この情報だけが真理だと強調する・自分に従ってないと不幸になるという・脅迫するなどであり、クリアーでないものからは即座に逃げるのが賢明ですね(宗教がよく使う手ですが、この観点からすると現代宗教でクリアーなものは少ないですね)。

 

  私個人の主張としては、少々荒っぽい表現ですが「ワイらが変わらんかったら誰が変わるんや」という発想を持って欲しいのです。チャネリングは心を開くものです。



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