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 このページでは管理人が各種雑誌・機関誌に投稿した論文、あるいは各種大会で発表した原稿をほぼ原文のままに掲載してあります。「ボツ」原稿もありますので、臨床現場での失敗も成功も丸裸でおわかり頂けるのではと思います。罫線でジャンルを分類してあります。 論文の閲覧ページへジャンプします

「医道の日本」投稿原稿

帯脈応用治療1   帯脈応用治療2   帯脈応用治療3
全ての経絡のバイパス適役割を果たしている「帯脈」。奇経からではなく流注から直接アプローチする方法を研究しました。

下肢冷感への治療
帯脈応用治療の延長で、流注から下肢冷感への効果的アプローチになるかもです。

花粉症の治療   花粉症の治療2
今や国民的行事にも等しい花粉症。治療に苦労されているようですが、漢方病理を駆使すれば以外に的確な方法がすぐ見つかりました。

花粉症治療のポイント
原稿依頼があったので、「疾患別治療大百科 アレルギー編」用に書き直したものです。

外風池1   外風池2
外風池は「そとふうち」と読んでください。この治療点は過去にも様々な形で発表されているようですが、流注や治効機序まで説明したものは他にはないのでは?

末期の大腸癌に対するアプローチ
漢方鍼医会の学術総会で発表したものに、経絡治療を行っていない鍼灸師もしくは一般向けの注釈を付加したものです。

鍼灸術は誰のもの
鍼灸術は鍼灸師が行うものではありますが、過去の犠牲の上に成り立っています。特に鍼灸学科の学生に読んで頂きたい文章です。

接触鍼が出来なければ鍼灸師は生き残れない
鍼を深く刺鍼するばかりが鍼灸術なのでしょうか?それ一辺倒では将来に「鍼灸は残ったが鍼灸師は滅んだ」といわれてしまいます。

てい鍼の臨床実践
管理人の臨床では、毫鍼を用いることもなくなりてい鍼のみです。ひょっとして現代の鍼灸師は細くなった毫鍼の魔力に引かれすぎているのでは?

腎石と胆石の治療
簡単とばかりは限りませんが腎石も胆石も、鍼灸治療で落とすことが出来ます。


「あはきワールド」投稿原稿

刺してもダメなら触れてみな 全面的にてい鍼(ていしん)治療へ切り替えるきっかけとなった高校生の背部肉離れ 2006年11月1日
依頼がありメルマガ「あはきワールド」の「若葉マーク鍼灸師に贈る私の思い出の症例 9」へ執筆した原稿の再掲載です。

私のリピーター患者2 -- 「治療の終了宣言」がリピーターを生む
文字通り「私のリピーター患者」ということで、それぞれの鍼灸院が再来院してもらえるための工夫を特集した企画に、要望があって投稿したものです。最終的には「治療効果があること」の一言なのですが、狙いはプラスアルファの部分ですね。

covid-19の後遺症への鍼灸の対処 〜身体に熱がこもってしまっている場合〜
2020年からのcovid-19によるパンデミック、俗に新型コロナと呼ばれていたのですけどマスゴミによる過剰な恐怖の植え付けはひどいもので感染もしていないのに胸が痛くて不調という患者さんが続出でした。このブロークンハート症候群を含め、脈診がなければ鍼灸の臨床は成り立たないことを書かせていただきました。

covid-19の時代には脈診が必須 〜隠れ熱中症の落とし穴にはまらないために〜
西洋医学全盛となる前までは熱中症といえども漢方医学で対処していたのであり、最も簡単で明快な方法は井穴刺絡でしょう。けれど熱中症そのものが見抜けていなければ話にならないのであり、刺絡が手軽には持ち出せない現代での対処法を書き出しました。もちろん「ていしん」のみで即座に効果が出せます。

夏風邪の治療と熱中症の治療の違いについて 〜やはり脈診が決め手〜
ようやくcovid-19が感染法で2類から5類へと引き下げられインフルエンザと同等の扱いになったのですけど、鍼灸院にも夏風邪の来院が戻ってきましたが治療には工夫が必要です。そして災害級の猛暑もあって熱中症も混在しており、これらを見分けるには脈診が必須です。

邪を払うことで、ヘバーデン結節を治せる超簡単治療法
ヘバーデン結節はとても有名な症状ですが、原因不明なだけでなく決定的な治療法というものがありません。しかし、漢方病理を考慮することで勘弁で効果的な治療法を生み出すことができました。邪専用ていしんを用いますが、別の用具での対処も書いてあります。

子午治療はていしんで可能、流派に関係なくすぐ用いられます 鍼灸の新時代は、自分たちで理論構築していく時代なのかも
子後(しご)治療は経絡時調整とも呼ばれるもので、条件が整えば瞬時に絶大な効果が得られます。治療ポイントあれこれのページにはyoutubeへの動画リンクもありますので、一緒に参照してください。




「鍼灸ジャーナル」投稿原稿

「日本鍼灸を求めて」 松田博公対談シリーズ14
元ジャーナリストにして鍼灸師の松田博士公氏が、国内外の鍼灸師にインタビューをするシリーズ第14弾に取り上げてもらいました。私がこのシリーズに取り上げてもらってもいいの?と思いつつ、二時間しっかりしゃべった対談が収録されています。“ていしん”のみによる治療と、“ニューサイエンス”について突っ込みきつかったですね。
症例レポート 奔豚気の治療から思う現代のうつ病について
突然に激しい動悸が発生してくる奔豚気病は、あまりに激しい心臓の鼓動から心臓疾患と勘違いをしてしまいます。さらに西洋医学での検査では何も異常が見つからず、悪くすれば心療内科へ回されてしまい心の病気が加わってしまいます。現代では鬱病が増えているのですけど、実は半分以上は奔豚気病が引き金になっているのではないかという症例報告です。


「TAO鍼灸療法」投稿原稿

不眠症について
投稿依頼があったので心に残る失敗例を含めて、不眠症についてまとめました。
鍼灸の可能性に思う1   鍼灸の可能性に思う2
「不眠症」の投稿後に、その後の企画について小耳に挟んでこちらから投稿希望した原稿です。


日本伝統鍼灸学会 発表原稿

鍼灸東京大会 ビデオ台本
第二十五回大会は、全日本鍼灸学会との共催で行われました。ビデオ発表へとジャンルが移されたので苦労して製作したものです。動画や写真は現在収録していません。

知熱灸施灸点選択とその病理考察
第二十七回大会は四国で開催され、「お灸」がテーマでした。

正確に陽気を補う
第三十一回広島大会での一般口演です。第一日目第一席というのは名誉なことだと、後で聞いてビックリです。

実技公開を終えて
同じく第三十一回大会では実技公開も担当しました。てい鍼治療の臨床室再現です。

病理産物としての気滞とパーキンソン病の治療
第三十五回大会では、ポスター発表を行いました。ステージ発表ではなかったのでどれほど関心を持ってもらえるのか心配しましたが、熱心な質問をいくつも受けました。 「瀉法鍼」による骨折治療について 2023年10月29日
第51回広島大会での一般発表です。「瀉法鍼」を長く使ってきてはいるのですけど、市販品に転換でき入手可能な道具になるまで学会での発表は控えていました。早速に会場内で購入希望続出であり、嬉しかったです。




その他への投稿原稿

アレルギー性鼻炎に対する経絡治療
「鍼灸OSAKA」より依頼されての原稿です。経絡治療でなければ治療しにくい後鼻漏(こうびろう)を取り上げています。また小児鍼の握り方をカラー写真で収録してあります。

過敏性腸症候群について 2006年2月14日
「鍼灸OSAKA」編集部より依頼があり、執筆したものです。過敏性腸症候群そのものについてもですが、『ストレスはたまるものなのか』とその発散方法にも言及しています。

円皮鍼の臨床実践について‐経絡治療の立場から
『鍼灸大阪』からのアンケートとともに執筆依頼があったので、補助療法として重宝している円皮鍼と皮内鍼について病理的な解釈と、延長線上にある応用例を紹介しています。



『ニューサイエンスの考察』

 東洋はり医学会の機関誌「経絡鍼療」で十二回に渡り押し掛け連載させてもらった原稿です。最終四回の主張へつなげるため理論物理学の説明など長文ですが、筆者の集大成の一つです。

ニューサイエンスの考察1 「ホロン」
連載のきっかけとなった年頭所感です。最も分かりやすいシステム思考の「ホロン」を紹介しました。

ニューサイエンスの考察2 「袋小路の時代」
進化とは時々袋小路に迷い込みます。果たして人類は袋小路に迷い込んだ変種なのでしょうか?

ニューサイエンスの考察3 「ポスト・ヒロシマ」の課題
有史・先史を通じ人類にとって最も重大な日はいつかと問われれば躊躇なく1945年8月6日と答える。

ニューサイエンスの考察4 「機械の中の幽霊を越えて
人間とはわずか10オングストロームの神経結合の間に住んでいる幽霊のことなのか?

ニューサイエンスの考察5 「ニアデスからの報告」
「ニアデス」とは臨死体験のことであり、一様に素晴らしい体験だったという報告です。

ニューサイエンスの考察6 「十返舎一九のパフォーマンス」
十返舎一九は、自分の「死」を持ってどのようなパフォーマンスを披露したのでしょうか?

ニューサイエンスの考察7 「聖」
聖(ひじり)とは、天【王】の声を耳で聞いて口に出せることだと解釈されます。どういうことでしょうか。

ニューサイエンスの考察8 「跳ぶために退く」
袋小路に迷い込んでしまった時には、迷い込む手前まで戻って跳び直すこと。

ニューサイエンスの考察9 「素晴らしい脉診
理論物理学と東洋思想は相似的であり、脉診とは一筋縄ではないが素晴らしい!

ニューサイエンスの考察10 「Break up the wall」
心の壁をうち砕け!!

ニューサイエンスの考察11 「病に気付く」
本当に病気を治すのは患者自身しかいません。最初の一歩は自らが病に気付くことなのです。

ニューサイエンスの考察12 「スーパー・マインド」
人間が最後に等しく持てる武器とは心であり、すごい力を発揮させる「スーパー・マインド」とは

心の壁を超えて
未投稿の「ニューサイエンスの考察」続編です。


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