2004年3月7日
ロングディスタンスの報告(2004年)

1500mスタート直前の写真

 もう2004年で四回目のチャレンジになりましたが、毎年3月の初めには 名古屋市障害者スポーツセンター で開催される「ロングディスタンス」に参加させてもらっています。
 ロングディスタンスというのは長距離記録会のことで、現在は800mと1500m自由形が実施されています。1500m自由形といえば「水泳のマラソン」ともいわれ、特別な耐久リレーを除くと最も長い距離の記録会を障害者でもやろうということなのです。
 このような記録会を毎年実施して頂いている関係者の方々、本当にありがとうございます。
ストレッチ体操で準備中の写真   タッパーに叩き方の指示をしている写真

 そして、もう一つ感謝しなければならないのがサポーターの存在です。毎年「障がい者スイミングスクール すくすく岐阜 」を主催されている浦崎さんに手伝って頂いているのですが、今回はタッパー(合図棒で叩いてくれる人)に男女学生が一人ずつと男子学生のお母さんまでが応援に参加してくれました。感謝感謝です。

合図をしてもらってターンをした写真  ところで合図をしてもらうことは簡単かといえば、実はかなり息のあった一連の動作でないとうまくいきません。管理人の場合には棒を付きだしてもらっていて頭が当たるとさらにもう一回突いてもらうようなやり方がいいのですが、上から軽く叩いてもらうのがいいとか背中を叩かれる方がいいとか選手によって違います。
 それで右上の写真のように叩き方の指示をこちらから出させてもらったのですが、その日のアップタイムだけのリハーサルでは完全に息があったものにはやはりちょっと遠いです。

 けれどですねぇ、ここから話が崩れ始めるのですが1500mということは25mプールでは30往復しなければならないということであり、時間にすれば三十分も掛かるのです。一秒を争ってのことではありませんし泳いでいる側のペース配分も変えなければなりません(しかも毎年ミスばかり)。段々と泳ぎ続けるうちに息が合い始めるだけでなく、直接会話をしないのに泳ぎ終わった頃には何故か意志の疎通ができるようになっているのですね。これもロングディスタンスを泳ぎ続ける楽しみなんです。それと、この達成感のまま反省会(?)で盛り上がるのもちゃんとスケジュールに入っています、反省会の方が長いのですけどね。

 さて記録ですが、29分17秒と自己記録としてはまずまずでした。無駄な泳ぎの方が多いくらいですからもっと記録は上がりそうなものですけど、果たして来年はどうなりますか・・・
 ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。


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