トイレの説明

 生理現象は必ず発生しますから、どんな建物においても「トイレ」は重要項目の一つです。さらに患者さんに来てもらう建物なのですから、どのようなトイレにすればいいのか設計時に考え抜いた結果がこれです。 ビデオ トイレの説明

待合室側からドアの閉まった時の写真   待合室側からドアを全開にした写真


 これは待合室側からの写真で、左はドアが閉まった状態、右がドアの開いた状態です。このドアにはオープンロックとオートクローザーのどちらもが付いているので、開けっ放しにすることもできますし閉め忘れの心配もありません。

治療室側からドアを閉じた時の写真   治療室側からドアを全開にした写真


 今度も同じ構造ですがドアの取り付けが反対になっている写真です。先程とは隣り合わせということになります。ということで、治療室側にもトイレがあります。
 ここまでの説明で気付かれたでしょうが、実はトイレは一つのみで待合室側からも治療室側からも入れるようにドアがどちら側にも儲けられています。治療中にトイレに立ちたくなった時にもう一度衣服を着て待合室に出るのは面倒ですし、到着直後や付き添いの方がトイレを済ませたい時にわざわざ治療室に入る言葉を入れてもらうのも気の毒で・・・。
 それならどちらにもトイレがあるのがベストだということで、男女兼用であり介護者のことも考えれば大きめの入り口も必要だったことからどのみち個室にはもう一つのドアもあるのだから「入り口を二つ作っちゃえ」ということなのです。

トイレの中から両方のドアを開けた写真


 ほら、入り口が二つあるだけで待合室からも治療室からも入れるようになっています。しかし、入り口が二つあるのに中身(?)が一つというのも淋しい話なので・・・。

和式と洋式、二つのトイレの写真


 そうです。実は入り口が二つあるだけでなく、トイレも和式と洋式の二つが備え付けてあります。
 膝や腰の痛む方は洋式でないとダメでしょうし、足腰が丈夫であるなら他人と同じところには座りたくないかも(落ち着いて頑張れないかも)知れません。この『トイレ』に相反する要求を実現するために、入り口と便器をそれぞれに設けたのです。合体技ですな(笑い)。


 それではスッキリしたところで、 治療室へ どうぞ。

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